占星術で個人の未来を占う方法にプログレス法があります。当サイトではプログレス法と呼んでいますが、日本語で進行法や運進法などと呼ばれています。

基本的な考え方は、生まれた日の天体位置を1日先に動かし、その天体と出生天体の位置関係から運勢を占うもので、ポイントは1日先を1年先として読むところです。一日先の天体位置の図は進行図と呼ばれ、出生図とは区別されます。

実践では出生図の外に進行図を作り、さらにその外にトランジット図を書いて占います。

どの天体をどのように動かすかによって次のような多数の手法があります。

★一日1年法(セカンダリー法)
★ソーラーアーク法(プライマリー法:ソーラーアークディレクション)
★一度1年法

などなど


★一日1年法★

最も一般的なのが一日1年法で、すべての出生天体を一日先の天体位置まで動かす方法です。

一日先が1年先ということは、年齢にして1歳時の運勢になります。もし20歳の運勢を見たい場合は出生日から20日先の天体位置を見れば占うことができます。

どのように占うかですが、ネイタル(出生)の天体との間でアスペクトが生じていないか、逆行や順行など方向転換していないか、他のサイン(イングレスといいます)、ハウスへ移動していないかなどを見ます。

特に月の動きは速いためプログレスの月が今どのハウスを通過しているかによって人生のどの分野が強調されているのかがわかります。

一日1年法は別名セカンダリー法と呼ばれています。第二の方法という意味です。


★ソーラーアーク法★
ソーラーアーク法はプライマリー法とも呼ばれます。第一の方法という意味で、歴史のある手法です。

定評のあるソーラーアークディレクションは、生まれた時の太陽の位置を使います。

1日後(翌年)の太陽の位置との差分を計算し、その差分を全てのネイタル天体に足してディレクションする方法です。

または、太陽の平均の運行度数を使用してディレクションする方法もあります。


★1度1年法★

一日1年法では、動きの遅い火星から冥王星は、ほとんど位置が変わらないため、この方法ではなく、外天体のみ1度1年法を使う人もいます。1度を1年として、ネイタルの天体を進めていく方法です。私は、1日1年法のみ使用していて、動きの早い内天体(太陽、月、水星、金星)のプログレスのみ注目しています。


プログレスやトランジットがネイタルの天体に多くのアスペクトをしているときは「何かがある」と判断します。

オーブは1度とすることが多いようです。

以下はプログレス法の掲載のある和書です。



占星学実践講座 (世界占星学選集 (第4巻)) 訪 星珠 著 1996年5月
進行法については次の内容が掲載されています。
●プログレス法を手動計算する場合の説明
●進行したASC、MC、太陽、月、水星、金星、火星、木星が出生天体につくるアスペクトの説明
●進行した太陽、ASC,MCのサインの意味

発売されてから約20年が経過し、入手が難しいかもしれません。この本はもともとは「新実践占星学」というタイトルで、日本占星学アカデミーが1987年に発行していたものです。当時の値段は8000円です。ISBNなどがないためごく稀にですが、占い専門の古本屋で販売していることがあります。



ホロスコープ占星術 (elfin books series)ルル・ラブア 著 1993/07
アスペクト占星術 (elfin books series)の後続で出版された本で、未来予知の章でで進行法が紹介されています。アスペクト占星術 (elfin books series)では、トランジット法(未来予知の一種)が紹介されています。
進行法は次の内容が紹介されています。
●進行図の作り方
●進行した天体が作るアスペクトについて簡単な説明
●進行の太陽、月、水星、金星、火星と進行と出生天体のアスペクトの意味(外天体や一部組み合わせのないものもあります)


アメリカ占星学教科書 別巻1 マリオン・D・マーチ & ジョン・マクエバー 著 1992/9
一冊すべてが未来予知法について書かれた本で、原書は「The Only Way to Learn about Tomorrow, Volume 4, Second Edition」になります。
進行法については、次の項目があります
●セコンダリーープログレッション
●プログレッション・ムーン
●ソーラーアークディレクション
●プログレッションとディレクション
実例も豊富です。
入手困難ですが、原書が最近販売されたのでお勧めします。


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