宿命占星術/橋本 航征著
『宿命占星術』は、1997年8月に、魔女の家BOOKSから世界占星学選集シリーズの第8巻として発行されました。『宿命占星術』というタイトルどおり、出生チャートから宿命を読みとる様々な技術が紹介されています。
現在では、中古のみ入手できるようです。
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『宿命占星術』のおすすめポイント
ひととおり出生図の基本と解読の勉強をして、さらに出生チャートのリーディングを深め広げたいときに『宿命占星術』はおすすめです。他の和書では見られない占星術のニッチな分野も取り扱っています。
バーテックス
バーテックスは感受点の一つで、MCとIC、黄道を使用して計算した点です。主にこの世の宿命を表します。バーテックスの計算方法と、各サインに入った時の意味、天体とのアスペクトの意味について書かれています。
リリス
バーテックスと同様にリリスも感受点の一つです。リリスという小惑星もありますが、この本で紹介されているリリスは月の遠地点です。リリスは宿命と因縁を表すとして紹介されています。
出生図のリリスが入るハウスについて書かれています。また、トランジットするリリスの影響が事故死と関係するとして、有名人のホロスコープとともに例題を挙げて解説しています。
未来予想も詳しい
プログレスの計算の仕方から、プログレスする月がサイン、ハウスを通過するときの意味や、トランジット木星のハウス通過の意味のほかに、未来予想法の一つである、ソーラーリターンの解読法と計算法もあります。宿命という視点から未来予測の解説をしています。
宿命的相性
未来予知と同様に、相性も宿命的な視点から良縁、悪縁のアスペクトを紹介しています。有名タレントを例に挙げて相性を占っています。
『宿命占星術』の主な内容
『宿命占星術』に書かれている主な内容を紹介します。
- 占星学の仕組み:基本について(復習の意味で一読するとよいです)
- 先行日蝕、トランジットの日蝕:日蝕の読み方
- デカネート:星座の分割について
- 宿命的な相性、相性の見方
- アスペクトの読み方
- 場所や方位を占星学で見る:方位をみる2つの方法
- 結婚運・住居運・職業運の見方
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