西洋占星術の本の紹介や基本的な勉強内容からホラリー占星術などアドバンス的な占星術の紹介をしています

イレクショナル占星術は英語で『Electional Astrology』となります。イなのかエなのか、訳す人の自由ですが、イレクショナルと呼ぶのが一般的のようです。

その他『イベント占星術』とも呼ばれていて、何か行いたいときに、最適の時間を選ぶ占星術です。例えば、結婚式やお店の開業日など、古来からある「大安」にも似たものですが、その「良き日」を占星術で選ぶわけです。

結婚式やセレモニーなど数時間で終了するイベントの開始時間を選択すること以外に、長く将来に渡って続く、お店や会社の開業する時間や、出版販売する日時など、さまざまな事柄を始めるのに「よい時」を選択するために占う手法です。

何を開始するかによって多少注意点が変わってきますが、基本的な決まりごとがいくつかあります。

イレクショナル占星術では、場所も関わってきます。行いたい場所と時間が決まっていれば、あとはよい時間帯を探すだけです。場所はどこでもよいとなると、内容によっては、時間の幅がでてくるかもしれません。

実際の占術では、コンピュータの発展と共に、日にちを選ぶのに短時間でできるようになってきましたが、100%最良の日を探すのは、骨のいる作業です。どこかで妥協もでてきてしまします。逆に言うと、100%最良の時間はあまりありません。また、1分間のみよい時間帯と言われても、始まりの時間をその時間ピッタリに合わせることができるかどうか不明です。

イレクショナル占星術でもボイドタイムを考慮します。重要な事を起こすタイミングには適さないので、必ずこの時間帯を外します。そして、よい時間帯を選定していきます。(注:あえてボイドタイムを使うこともあります)

一点注意したいことがあります。それは、最適な日を選んだからといって、出生図(その人の運命)が良いことを示していなければ、あまり期待できないということです。しかしながら、よいタイミングを選ぶのと、たまたま悪いタイミングを選んでしまったというのでは、結果に差がでるのは間違いないでしょう。

イレクショナル占星術では、出生図の読み方と異なりますが、ホラリー占星術と似た読み方になります。もし、ホラリー占星術を勉強される場合、このイレクショナルも勉強されるとよいと思います。

日本語で販売されているイレクショナル占星術の本は限られています。

この本を読んで、イレクショナル占星術というのを初めて知りました。

ホラリー占星術を読みたくて購入したのですが、イレクショナル占星術についても掲載されています。

独特のルールはあるものの、凝縮すればそれは数ページで事足りてしまうと思います。

しかし、「時の選択」は非常に難しく、この本ではその過程をとくと説明しています。

例題が豊富です。

下の洋書は、原書で最近リニューアルし販売された本です。ホラリーとイレクショナル、どちらも興味あったら読んでおきたい1冊です。

ちなみに、この本の出版日もイレクショナル占星術で選択したとのことで、ロングセラーとなりました。リニューアル出版される前までは絶版となって入手が困難で、古本として高値が付けられて販売されていました。

Electional Astrology: The Art Of Timing

1995年に出版された洋書です。イレクショナル占星術の基本的なルールの説明と、さまざまなイベントを例に時の選択方法を説明しています。

イベントには、車や宝石の購入・結婚・入院・引越し・賭け事・旅行などなど、27項目の例題があります。

上記の洋書と異なり、この本はイレクショナル占星術のみですが、巻末にホラリー占星術で使われるハウスと天体・サインの意味が8ページに渡ってリストされています。