占星術を学ぶには:勉強法・勉強の手順

占星術を学ぶには様々なアプローチがあります。占星術は、太陽や月、金星、火星などの天体の位置や動きを解釈して人の運命やこれからの出来事を占うものです。天体の位置の分析や解釈の仕方によって西洋占星術、ヴェーダ占星術、中国占星術などがあり、それぞれ異なるアプローチとテクニックがあります。

占星術の勉強をイメージしたイラスト

当ページでは占星術を学ぶにあたって「西洋占星術」の勉強法や勉強の手順を紹介してます。

西洋占星術を独学で学ぶには

西洋占星術を学ぶには専門の学校に通ったり、通信講座を受講することが考えられますが、これから勉強をしようと考えている場合、まず、独学することをお勧めします。

占星術の書籍を読んだり、Webサイトである程度知識を身につけた後、足りない部分や、どうしてもわからない部分を解決するために学校などのリソースに頼るのが近道です。

占星術の勉強法

占星術は幅広く奥深いので、ざっと全体を学習して、もう一度最初に戻ってさらに掘り下げて詳しく勉強していくという方法がお勧めです。

占星術の基本を勉強する際には、暗記が必要な専門用語と記号があります。基本の学習が終わると、記憶するような学習法よりもイメージ力を使う方が多くなります。

その後は自分や友人、家族の占星術チャートを読んで練習し実践を積み重ねていくことが大切です。プロの占星術師は実践を重ねて独自の占術法を編み出しています。

占星術の勉強の仕方

占星術の勉強の仕方を紹介します。占星術の基本を勉強するに、1つの本にすべてが網羅されていることはなく、いくつかの本を読むことになります。その際に、どんな事柄が書かれた本がよいのか判断するための参考になればと思います。

以下の順番で勉強を進めると効率がよく分かりやすいと思います。各項目のリンクをクリックすると当サイトの基本講座ページ(無料)に移動します。

占星術の独学ポイント

占星術を独学で勉強するにあたって、つまずきやすいポイントや、学習本の選び方を紹介します。

西洋占星術を勉強するための本

日本で販売されている西洋占星術の入門書には、ほとんど上記のことが書かれていると思います。

全くの初心者の場合は、まずは全体をざっと見渡すつもりで、上記の項目が掲載された本から読み始めるとよいかと思います。説明の多い本だと途中で挫折しかねないので、できるだけ薄い本がよいと思います。(8.ホロスコープの作成は、2023年現在、ホロスコープの作成はコンピュータが自動で作ってくれることもあり、作成の手順を省く書籍が増えてきました。)

以下にレベルに応じた占星術の学習本を紹介します。

占星術の入門の本

入門の本では占星術について全く知識がないという場合のお勧めの本をメインに紹介してます。ほとんどの本がボリュームが少なく、数時間で占星術の全体が見渡せる本です。当サイトの基本講座ページと併用すると分かりやすいです。

占星術の基本の本

基本の本は入門の次のステップにおすすめの本です。星占いが好きで、自分や身の回りの事を占ったりして、実践と練習をする際に役立つ本です。12星座や10天体、ハウス、アスペクトなどある程度知識がある場合におすすめする本です。

占星術の応用の本

応用の本は占星術の基本を勉強してさらに、専門的に勉強したい場合におすすめする本です。ほとんどの本は占星術の基本の説明は省いているので、基本をある程度勉強していないと読み進めない本です。

占星術の学校や講座

学校に行く場合、ある程度「用語」や「記号」を予め知っているのと知らないのとでは授業での理解力に差がでてきます。内容は学校に行ってからでよいので、最低でも12サインと10天体、メジャーアスペクトの名称と記号を覚えておくとよいと思います。

また、上記の最後の項目、「ホロスコープの解読」は初級ではなく中級以上のコースに別途設けられていることが多いようです。

基本的な用語や記号が分かってきて、さらに勉強を進めるうちにネットで調べても、本を読んでも分からなくなってきたら受講するのがおすすめです。その場合は、その講座が自分が勉強している占星術に近いものであることが重要です。

現代西洋占星術を勉強したかったのに、インド占星術や古典西洋占星術、または独自開発した占星術だったということがないように、確認してください。

占星術の勉強でつまずくポイント

上記の「8.ホロスコープの作成」までの各項目は難なく勉強できます。占星術が難しいと感じるのは、アスペクトやハウスの勉強が終わり、ホロスコープを解読する頃です。天体や、星座、アスペクト、ハウスをどう組み合わせるのか複雑すぎてわからなくなります。このころ、学校などに行くのがよいのではと思います。