【講座III】ホラリー占星術の注意点|恋愛のYES/NOを読む方法(実践編)
この講座では、ホラリー占星術で恋愛のYES/NOを読む際に、特に注意すべきポイントをまとめています。
講座 I・II で学んだ「恋愛ホラリーのルール」と「占い方」を、実占で正しく使うための補足としてご覧ください。
1. ハウスの迷いやすいポイント
恋愛ホラリーでは、基本的に1ハウス(質問者)と7ハウス(相手)を使います。
しかし、恋愛の状況によって「相手をどのハウスで表すか」が変わるため、実占では迷いやすい部分です。
● 片思いの相手 → 7ハウス
片思いの場合、相手は「これから関係を結びたい相手」であり、
ホラリーではパートナー候補=7ハウスで表します。
● すでに付き合っている恋人 → 5ハウス
交際中の恋人は、ホラリーでは恋愛関係=5ハウスで表します。
5ハウスは「恋愛・楽しみ・ロマンス」を象徴するため、現在進行中の恋人関係はこちらを使います。
● 結婚相手(配偶者) → 7ハウス
結婚相手は、正式なパートナーとして7ハウスを使います。
7ハウスは「契約・パートナーシップ」を象徴するため、婚姻関係はこちらに分類されます。
● 別れた恋人・離婚した相手 → 7ハウス
別れた恋人は、占う時点では「恋人ではない」ため、
パートナー候補としての7ハウスに戻ります。
復縁の可否を占う場合も、相手は7ハウスで表します。
このように、相手との関係性によって使うハウスが変わります。
迷ったときは、質問者がその相手をどのような関係として認識しているかを基準にすると、ハウス選びが安定します。
2. 月の扱いで注意すべきこと
月はホラリーで最も重要な天体のひとつです。
月は状況の流れを示し、1ハウスのルーラーと7ハウスのルーラーにアスペクトがない場合は、1ハウスのルーラー代わりとして使います。
● 月がボイドの場合
月がボイド(次のアスペクトがない)場合、
「物事が動かない」「変化しない」ことを表します。
ボイドだからといって判定がNOになるわけではありません。
1ハウスと7ハウス間に明確な関係が出ている場合は、チャートを読み進めます。
● 月が蠍座にある場合
月が蠍座にいる場合、古典では「判断が難しい」とされますが、現代では参考程度に扱います。
月の状態が悪くても、アスペクトが明確なら判断します。
3. アスペクトがあるのに結果が出ない理由
アスペクトがあるのに結果が出ない場合、次のような理由が考えられます。
● アスペクトが「離反」だった
離反アスペクトは過去の出来事を示すため、未来のYES/NOの判定には使えません。
● サイン移動でアスペクトが成立しなかった
アスペクトが完成する前にサインが変わる場合、アスペクトは未完成のため、YES/NOの判断はできません。
● 途中で逆行した
逆行でアスペクトが届かなくなる場合も、YES/NOの判断ができません。
4. 時期読みの注意点
時期読みはホラリーの中でも判断が難しい部分です。ここでは、日時を導き出す、2つの方法論を紹介します。
- 象徴星同士のアスペクトが完成するタイミング
- 象徴星が在室するサインとハウスの位置によって判断:
出来事が起こるのが占いからどのくらい先なのかを計算します。サインとハウスの位置で日・週・月・年の単位が決まり、象徴星同士のオーブで期間を出します。
※象徴星とは、今回のケースでは、1ハウスのルーラーと、7ハウスのルーラーを指します。
アスペクトが成立しない場合は時期も読めません。
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ここまでで、恋愛ホラリーを実占する際に注意すべきポイントを学びました。
次の講座では、YES/NO の判断以外の質問の場合についてなど、もう少し掘り下げた占い方法を紹介します。