ギリシャ沖フェリー火災
2014年もあと数日で終わろうとしているときに大きな事故が起きました。
現地時間28日の早朝、ギリシャ西部コルフ島の沖合およそ80キロで火災を起こしたフェリーには、乗客乗員478人が乗っていましたが、多くのニュースを見ていると悪天候のため救助は難航していて死亡者もいるとのことです。
この火災事故の原因はこれから調査されるようですが、12月の中旬に実施した点検でいくつかの不具合や不備の指摘があったそうですが、深刻なものではなく、出航を中止するほどのことではなく、この日もギリシャのパトラを27日午後5時30分(日本時間28日午前0時30分)に出航したとのことです。
出航した時間でホロスコープを作ってみます。
(チャートはWebブラウザ上で即時作成できる「MyAstroChart」を利用しています。
出航した時間で作成してこの航海がどのようになるのかを見るのでホラリー占星術で占います。ホラリーでは接近のメジャーアスペクトを使用するのが基本ルールです。(さらに、天体が同じ宮にいる間のみ有効だと思いました)
天体は基本的に10天体とAsc,Mcのみ使用しました。
1ハウスがこの出航の主役の船を表すとします。ルーラーの月は10ハウスにいて、14分後の日本時間0時44分に7ハウスの金星と60度のアスペクトを作ってからボイドタイムに入り、15:35まで続きます。
結果を表す水星は7ハウスにいて、Ascと180度のアスペクトを作ろうとしていますが、この水星は、来年1月5日に水瓶座に入宮するまで他の9天体とアスペクトを作ることはありません。最後にアスペクトを作ったのは、日本時間12月25日10時30分で天王星と90度でした。セパレートのアスペクトは既に起こった過去のことを表しています。
7ハウスは船の乗客を表すと思います。この7ハウスには3つの天体が在室しています。接近のアスペクトを作るのは金星(と月の60度)、冥王星(と太陽の合)、冥王星(と天王星の90度)です。楽しさもありますが、突発的な死(冥王星・天王星)が強調されています。
7ハウスのルーラーである土星は5ハウスにいて9ハウスの海王星と90度になろうとしていますが、実はこの土星は90度になる前に逆行を始めてしまいます。そのため5ハウスの事柄が成就しないことを示しています。5ハウスは乗客を表す7Hを1Hとしてみれば、11Hとなり、希望を表し、結果を表す4H の天王星と90度のため結果は悪いということになります。
通信や流通などを表す3ハウスのカスプ上には、逆行中の木星がいて、8ハウスの火星と180度を作ろうとしています。木星は6ハウスのルーラーでこの船の従業員を表していて、過度に楽観的なことから引き起こす事故を物語っているようです。
また、3ハウスのルーラーである太陽は6ハウスにいて冥王星と天王星から次々に厳しいアスペクトを作られていきます。これらは、この運行が突発的に一時中断し、生死にかかわる事柄に直面することを意味しているにちがいありません。
1ハウスのルーラーである月の状態だけ見ればこれから金星と好角をつくるので一見問題なさそうに見えますが、3ハウスの状態が悪く、乗船客を表す7Hと結果のハウスである10Hも悪い結果を示していて、このような事になってしまったのかもしれません。
この時間には他にたくさんの交通機関が動いているし、どれも同じ結果になったわけではありません。これは、出生図が異なるためだと思います。
天王星と冥王星の90度というアスペクトは来年の3月中旬くらいまで続きます。このアスペクトはめったにあるものではありません。2つの外惑星の90度というアスペクトは大きな障害が起こることを示しています。