一番重要なのがこのホロスコープの作成です。ホロスコープは、ある場所のある時間において、天体が地球から見てどの位置にあるかを示したものです。

ホロスコープはチャートとも呼ばれています。ある人の出生した時のホロスコープは、出生図(ネイタル)と呼ばれます。ある国が誕生した時のホロスコープは、始原図と呼ばれます。呼び方などありますが、作り方は同じです。

現在では、インターネット上で無料で作成してくれるサービスやソフトなどが多数ありますので、手作業で1からチャートを作るというのはあまりないでしょう。ただ、どのようにして作られるのかは一度経験しておいたほうが後々ためになると思います。

ホロスコープの作成に必要なもの

天文歴・室項表・恒星時表・時差表(・その場所の緯度経度・出生時間)

ホロスコープ作りに必要なのが、天文歴ですが、日本でもいろいろなタイプの天文歴が販売されています。天文歴に掲載されている天体の位置情報は同じものですが、どの時間を基準に作られているのかが異なります。世界標準時なのか日本標準時なのかなど。また、天体の位置情報以外に、月相や惑星の合の情報など付加情報がいろいろ掲載された天文歴もあります。インターネット上のホロスコープ作成サービスでは、この天文歴を見ることはないと思うので、いちど手にとって見てみるのもよいと思います。

また、位置の表記が異なるのかもしれません。天文歴はほとんど60進法で度分ですが、ホロスコープ作成サービスで出力されるのは、10進法の事があります。例えば、牡羊座10.97となっていれば、10度97分ではありません。60進法にすると、10度58分12秒になります。どちらの表記なのかさえ分っていれば問題ないと思います。

天文歴の次に必要なのが、室項表です。生れた場所と時間から、Asc(アセンダント)とMc(ミッドポイント)を計算して求めるために必要になります。天文歴には通常、室項表・恒星時表・時差表も掲載されています。

出生時間が問題となってくるわけですが、日本ではほとんどの場合、母子手帳に時間が記録されています。できるだけ正しい情報をもとに出生図を作ることをお勧めします。

初めて呼吸した、場所と時間を使ってホロスコープを作成してください。生れ育った所ではありません。

ホロスコープの作成に役立つ本

最近ではコンピュータが簡単に作ってしまうため、ホロスコープの作成方法を説明した本が少なくなってきました。以前はホロスコープの作成方法を説明するには天文歴も必要となってくるため、分厚い本になりがちでした。
ここでは、ホロスコープの作成方法を説明した本や、天文歴を紹介します。

占星学実践講座 (世界占星学選集 (第4巻)) 訪 星珠著 1996年5月

私が持っている本は1987年出版の『新実践占星学』ですが、内容は同じだと思います。(後日確認します)日本で生まれた場合とアメリカで生まれた場合のホロスコープの作成方法が例題にあります。「時間についての基礎知識」という説明があって理解が深まります。天文歴は別途購入する必要があります。
ホロスコープ占星術 (elfin books series)ルル・ラヴア著 1993年7月
東京生まれを例にホロスコープの作成を説明しています。見やすいので理解もしやすいです。2010年までの天文歴やその他必要なものは一通りありますが、天文歴は簡略化されたものなので、別途購入した方がよいと思います。
完全版 日本占星天文暦 1900-2010
1900年から2010年の日本標準時の天文歴です。各ページの構成(情報)は下記の21世紀占星天文暦と同じですが、巻末にボリュームある付録がついています。日本生まれと外国生まれの場合の出生図の作成方法、日本標準時のプラシーダス式室項表(日本の主な6都市)、コッホ式室項表、世界主要都市の経度緯度表(明石との時間差)です。
21世紀占星天文暦―2001~2050A.D.

日本標準時の天文歴で2001年から2050年まで掲載されています。月は午前0時と正午の情報、それ以外は毎日午前0時の位置情報があります。逆行している天体は網掛けになっています。基本10天体以外に、月のノードとキロンの毎月1日の位置情報、月のイングレスとイングレス前の最後のアスペクト(ボイドタイムが分かります)、その他の天体のイングレスタイム、順行と逆行の時間、月の位相の時間と位置、(日蝕と月蝕があれば記載)月ごとに掲載されています。付録はありません。

ホロスコープを作成するソフト

ホロスコープ作成してくれるソフトを紹介します。

新版 Stargazerで体験するパソコン占星学
迷わずこれです。多機能で、四季図、月相、ソーラー・ルナーリターン、時期表、プログレス、トランジット、イングレス、逆行、順行、ボイドなどなどを瞬時に画面とファイルに出力してくれます。この書籍のサイトにメンテナンス情報がありますので、最新版まで更新できます。最新の天文歴は2050年まで対応しているようです。横径の他、赤緯も出力してくれます。対応しているOSですが、購入当初はWindowsXPでしたが、現在Windows10・64bit上で利用しています。チャート作成については問題なく動いています。画面が伸縮するので見やすく、色の設定や表示したいアスペクトやオーブの設定も細かにできます。全ての機能はまだまだ使っていません。奥の深いソフトです。
ソフトだけでなく、本も情報量豊富で、基本的な事柄からマンデン、アラビックパートなど多数の占星術で使われる事柄を扱っています。

このソフトを利用するにあたって、注意点がいくつかありますが、1点だけ。著作権は守りましょうフォントは、著作権保護がされています。占術のためにソフトを使って出力物を個人に差し上げるのは許諾していますが、ホロスコープその他、出力物を不特定多数の人に配布することは、 作者の許諾が必要です。チャートをインターネット上に掲載することも、不特定多数の人に配布するのと同じ行為になりますのでWeb上への掲載前に筆者への許諾を申請してみてください。本の最後のほうのページに説明があります。一読を。

オンラインでホロスコープを作成するサイト

Webブラウザ上にホロスコープを作成してくれる、オンラインサービスもあります。無料で作れます。利用したことのあるサービスを以下に紹介します。

MyAstroChart 無料ホロスコープ作成サイト MyAstroChart
もし、日本国外で生まれた場合の入力方法はいくつかありますが、
まずは、一旦日本時間に直して(サマータイムなど注意)、UTC/GMTとの時差を9時間日本標準時、場所は生まれた場所を入力してください。

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