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ビジネス・結婚・イベントに最適な『いい日』を見つける方法:イレクショナル占星術

大切な日の選び方:占星術で成功と幸運を引き寄せる

結婚式やビジネスの契約など、人生の大切なイベントの日取りに迷ったことはありませんか?イレクショナル占星術を活用すれば、成功や幸運を後押しするベストなタイミングを簡単に見つけることができます。

占星術をイメージしたイラスト

イレクショナル占星術とは、特定の出来事を行う最適な時期を選ぶ占星術の一種です。

イレクショナル占星術の基本ルール

イレクショナル占星術に興味がある方に向けて、基本ルールをいくつかご紹介します。このルールはホラリー占星術と共通する部分が多いですが、イレクショナル占星術では膨大な選択肢から最適な時を探し出すという作業が特徴的です。

月が作るアスペクトは事の成り行きを示す

月が作るアスペクトは事の成り行きを示します。サインに入室してからボイドタイムの始まりで一旦終了し、月のファイナルアスペクトが、事の最後の状況を表しています。そのため、途中ハードアスペクトがあってもファイナルアスペクトが良ければなんとかなるということもあります。

例えば、スペースシャトルの打ち上げがあった時、天王星のスクエアがありました。この時は、民間の船舶が通り打ち上げが一時中断されましたが、月のファイナルアスペクトはソフトアスペクトだったため、最終的には打ち上げは成功しました。

このように、『イレクショナル占星術』では、月のアスペクトはとても重要です。では月だけ注目すればよいのかというとそうでもありません。質問者や、事の主役を表すのは月とホロスコープの1ハウスだからです。

イレクショナル占星術の基本ルール

イレクショナル占星術もホラリー占星術と同じく古来からある占いで、古典ルールもまだ残っていますが、ここでは重要なルールを紹介していきます。

  • 月のファイナルアスペクトが良好な時を選ぶ
  • アスペクトは全て接近のみ使う
  • ボイドタイムは避ける
  • 日蝕・月蝕は避ける
  • 水星(契約)、金星(結婚)など質問を象徴する天体の逆行は避ける
  • 質問の事柄に関するハウスが1ハウスとよい状態が最もよい
  • 質問者のネイタルも考慮する

7の「質問者のネイタルも考慮する」について

トランジットが良くても質問する人のホロスコープに対してもよい状況がなければ良い時とはいえません。少なくとも、トランジットの吉星がネイタルの太陽や月、Asc、Ascルーラーまたは、1ハウスの天体のどれかによいアスペクトを作っているときが有望です。

最適な時の選択

上記の条件が全て当てはまる日は少ないです。また、短時間だけということもあります。どこかで妥協をしなければいけないこともありますが、少なくとも「月のファイナルアスペクトが良好な時を選ぶ」ようにしましょう。

イレクショナル占星術の本

日本語で販売されているイレクショナル占星術の本は限られています。

「驚異の実用占星学」

1点目に紹介したいのが、「驚異の実用占星学」です。ホラリー占星術と、イレクショナル占星術について掲載されています。

この本では「時を選択」する過程を詳しく説明していて、例題が豊富です。

下の洋書は、「驚異の実用占星学」の原書で2009年にリニューアルし販売された本で、和書よりも安価で入手しやすいです。

ちなみに、この本の出版日時もイレクショナル占星術で選択したとのことで、ロングセラーとなりました。リニューアル出版される前までは絶版となって入手が困難で、古本として高値が付けられて販売されていました。

「Electional Astrology: The Art Of Timing」

1995年に出版された洋書です。イレクショナル占星術の基本的なルールの説明と、さまざまなイベントを例に時の選択方法を説明しています。

イベントには、車や宝石の購入・結婚・入院・引越し・賭け事・旅行などなど、27項目の例題があります。

上記の「驚異の実用占星学」と異なり、この本はイレクショナル占星術のみですが、巻末にホラリー占星術で使われるハウスと天体・サインの意味が8ページに渡ってリストされています。

イレクショナル占星術のルールはホラリー占星術と変わりませんので、ホラリーの専門書も役立つと思います。次のページで紹介しています:

ホラリー占星術の本
ホラリー占星術の本:独学で占星術を学ぶ

ホラリー占星術は、17世紀にイギリスのウィリアム・リリーという人が考案しましたが、その後の占術に大き ...