占星術や数秘術の本の紹介や基本的な学習内容などを紹介してます

占星術の歴史は古く、メソポタミア文明とともに発展したといわれています。この文明が栄えた土地には多くの民族が住み、その中で遊牧民が星の位置を頼りに生活していたため、占星術や暦が発達したということです。

発祥の時期はBC2000年頃の古バビロニア時代、場所はというと、現在のイラン(ペルシャの一部があったところ)周辺です。

その後、紀元前7世紀にメソポタミア南東部に新バビロニア王国を建国したカルデア人(もともとは遊牧民だったがのちにバビロニアに定住する)が天文学と占星術をさらに発達させていき、長い時間をかけてインドへ、またはギリシアからヨーロッパへ、さらにシルクロードを伝って中国へと広がって行きます。占星術は各土地の風習や文化に合わせて変容していき、現在に至っています。

参考までに、メソポタミア文明で生まれた占星術で、紀元前1000年頃に天体が示す前兆をまとめた「Enuma anu enlil」(出典:wikiペディア・占星術)という書物があります。70Table程ありいくつかに分割されて出版されています(英語)。
天気や地震、月食、日食についてなど興味深い内容の本ですが、入手困難です。
この書とは別ですが、メソポタミア発祥の占星術について書かれたものがこちら。
英語ですが、kinle版があります。

各土地に渡った占星術は主に次の3つがあります。

●ギリシア:西洋占星術
●インド:インド占星術
●中国:

現代占星術のもととなったと思われる占星術の本を紹介したいと思います。

★3世紀ころのペルシアの占星術師が使った本で、プラトン(紀元前427年-347年:天文学や宇宙論、アトランティス伝説について論じた「テイマイオス・クリティアス」で知られる古代ギリシアの哲学者)の弟子であるアリストテレス(紀元前384年-322)が残したとされる占星術の本を翻訳したもの。
3冊からなり、ペルシア語、アラビア語で書かれたものを英語に翻訳しているため、読みにくさはありますが、占星術の研究には貴重な書物です。基本的には個人を占う手法がメインです。

第一巻
Persian Nativities I: Masha’allah and Abu ‘Ali

第二巻
Persian Nativities II: Umar Al-Tabari and Abu Bakr

第三巻
個人の未来の予測法が書かれた本(ソーラーリターンについて)
Persian Nativities III: Abu Ma’shar on Solar Revolutions

歴史から見て西洋占星術とインド占星術のおお元は同じですが、占術は全く異なります。日本ではインド占星術の本が少ないのですが、詳しく説明している本を以下に紹介します。

実践インド占星術


これ以外にもこの著者の本が出版されているようですが、最も網羅されているのがこちらの本だと思います。

次に、ギリシアからヨーロッパへと渡った占星術の歴史ですが、転機を迎えるのが18世紀末になります。望遠鏡が発明されて新しい天体の発見とともに、占星術に新しい時代がやってきます。この時期を境に古代占星術と現在も利用されている近代占星術に分けられます。

また、18世紀末から19世紀にかけては、占星学と天文学に分離された時代でした。長い歴史のなかで、天体の利用方法や目的などの違いから、占星学者と天文学者に大別されるようになったのです。いっときは、国の権力者にもてはやされた占星術でしたが、非現実的なものとして扱われ、国によっては占う事自体違法とされるなど、占星術が闇に葬られようとするような事もありました。

21世紀を迎えた現代では、占星術が個人の運命を占うものだけではなく、株の売買などにも使われるなど幅広く浸透してきました。
一方で、未だに月と潮流の関係、満月の影響、太陽の黒点など未知の現象がたくさんあります。

長い歴史の中で占星術は変容して今日に至っています。多くの先人たちが残してくれた占星術の手法はたくさんありますが、まだ発展途上の段階で確立はされていません。その占法は各個人に委ねられています。

最後に、占星術の研究を進める中、このままこの研究を続けるべきか迷ったときに出会った本を紹介したいと思います。

エドガー・ケイシー 大宇宙の神秘―魂の進化とオカルト占星術 (心霊科学名著シリーズ)

上記の新装版。内容はほぼ同じです。
心霊科学名著シリーズ 大宇宙の神秘?魂の進化とオカルト占星術

魂の占星術―天宮図に反映する惑星間の転生 (エドガー・ケイシー・ライブラリー)

上記の新装版。内容は同じです。
エドガー・ケイシーのリーディング占星術

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